musée de la photo 001 魂を描く水彩画家 すず様

「母の水彩画をもっとたくさんの人に知ってほしいのでホームページを作りたいんです。」

お写真のご依頼を下さったのはお嬢様。

水彩画家として活動されるすずさんは現役の看護師で、栄養指導の講演などもされているとおっしゃられました。

私も絵画がとても好きで学生時代は音楽と絵を描くことに没頭し、夢中でイラストや油絵を描いていました。大学では西洋文化史を専攻、中世イタリアの服飾文化を絵画から紐解いて研究していました。

カウンセリングには母娘お二人がお越しくださり、ちょうど母と同じ年のすずさんはとっても可愛らしくてチャーミングな女性でした。

「目の前にね、絵が情景として浮かんでくるんです」

ほう?

「私が描く絵は、必ず必要とする方の元へお嫁入りするんですよ」

すずさんがお母様から譲り受けたお花の苗木。

その花の絵は、すずさんと同じように母親から譲り受けたものの、その花は枯らしてしまったという女性が購入されたそうです。

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このエピソード以外にも、絵と、お買い求めになるお客様は必ずシンクロが起きるそうです。

すずさんが絵に込めたエネルギーが、そのエネルギーを必要とされるお客様へと繋がっていく。

その使命を持ってすずさんが描かれる絵画は、優しく包み込むように温かいお花の絵。

絵が癒しそのものなんだと感じました。

心からこの方を応援したい、そう思い撮影しました。

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年齢を重ねて、看護師というお仕事を通じて生死に関わるお仕事をされてきたからこそ描ける世界がある。

musée de la photo 001 魂を描く水彩画家 すず様