【コンプレックスを共有する】

 
「綺麗な人」という評価は結局他者目線です。
 
私が聞いているのは、
「あなたはどう感じているの?」
「あなたには自分自身がどう見えているの?」
ということ。 
 
 
【あるあるなやりとり】
「綺麗ですね!」
「いやいや全然!」
「そんなことないです!綺麗ですよ!」
これって「綺麗」と褒めていることには変わりないのですが、二人の気持ちはずっと平行線のままです。

私が撮影するのは30代、40代の女性がメイン。

撮影した写真を見て、

「わぁー!素敵!」

その場で感動が沸き起こる瞬間が一番の醍醐味なんですよね。

私が女性を撮る時って、ガールズトークのようでもあるし、コーチングのようでもあるし、コンサルみたいになるときもあるし、撮られるその人に合わせてスタイルは様々に変化します。

シャッターをきる一瞬一瞬に全力を注ぐ。

ファインダーという限られた四角い世界の中で、目の前の人が私が見ている中で最も自然で美しいと感じる一瞬を追いかけていく

  

そうは言ってもですよ。

女の子ってどんなに綺麗な人でも、普段見ている自分の姿、形に悩みやコンプレックスがありまくりなワケです。

私がどれだけ「あなたは美しい!」と思っても「いやまだまだ」「ここが嫌」なんてアリアリなんです。

それは私自身も同じ。

いざ撮影という時、

「お顔や外見で気になるところありますか?

どこかコンプレックスありますか?

例えば、ほうれい線とかエラが張っているところとか。

私の場合はココがこうで

気にしていること、嫌なところをまず私からカラッとオープンにぶっちゃけます!

なんか安心しませんか?(笑)

「美しい」「綺麗だ」

とだけ賞賛されるよりも、

良いところ、嫌なところ双方を共有して撮影するスタイルって実は私だけらしい?!(笑)

(他の人もしてたらゴメンw)

女同士だからこそ

女性目線で共有できるものって実は結構あるんです。

説明が難しいんだけど

実際、男目線よりも女目線の方が女性への評価は厳しいのです。(男性の皆さん知ってた?)

面白いことに、

「祥子さんに撮ってもらった写真は女性ウケが良い!」

そんなお声をいただいたこともしばしば。

「私の写真をインスタで使ったら女性のフォロワーが増えた!」

  なんてお声をいただいたこともあります(笑)嬉しいー!

写真に写るあなたの表情って色々なものを表すからこそ、

心の底から安心して自分であることを楽しめる、あなたの自然体の美しさを知る体験を写真というツールで伝えたい。

私がただ一方的に撮ることはしません。

写真だけではなく、何か気づきが生まれるようなきっかけでありたいと思っています。

 

model  chikaさん