写真写りに関するお悩みあるある(4)

あなたは写真写りに自信がありますか?

きっと答えは「ノー」ですよね。

多くの方が「写真が苦手」という意識を持っています。

そう、あなただけじゃないんです!

「写真が苦手!」

「何だかいつもうまく撮れない・・・。」

「写真に写っている自分の顔が嫌い」

私自身、二十歳くらいまではずーっと写真に写ることが嫌いでした。

今回も撮られ方に関するお悩みあるあるについて書いてみたいと思います。

「写真写りに関するお悩みあるある(1)」

「写真写りに関するお悩みあるある(2)」

「写真写りに関するお悩みあるある(3)」

も合わせて読んでくださいね^^

写真写りについてのお悩みはみなさん同じ悩みを抱えています。

 
だって、綺麗に写りたいから!

そりゃそうだ(笑)

では綺麗に写るってどういうことでしょうか。

そもそも綺麗に撮られる写真って、なに?

私が多くの女性を撮ってきて思うのは、

その人が持つ、その人自身にしかない個性や魅力が溢れ出ている写真だと思うのです。

人がカメラの前に立ったとき、

モデルとカメラマンとして対峙したとき、

どれだけ自分自身を表現できるか、

自然体で美しいか、

ということに尽きるんですよ。

それはきっと、

カメラがあるなしに関わらず、

人としていかに自然体で生きているか、

自分を表現して生きているか、

己を追求し、探求して生きているか、

価値観や生き様がエネルギーとして現れてくることだと思うんです。

カメラでその最高に美しい瞬間を、

その一瞬一瞬の煌めきを、私は写真としてビジュアルに残す。

写真にはエネルギーがある。

一枚の写真には、写真から広がっていく世界があり、

それが感性に訴えるのです。

ただ写真に写っている自分に対して

「これは受け入れられない」としたら、

それは自分のことを見ていないし、

そもそも自分のことを知らなさすぎるのではないだろうか。

写真は「真」(まこと)を「写す」(うつす)もの。

写真に写っている自分のことが嫌いだった、かつての私は、

写真の中の自分が嫌いなのではなく、

私が自分自身を嫌いだったということ。

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(左から2番目。写真が嫌いだった頃、高校三年生の私。真顔に見えますが、本人は全力で笑顔のつもりw)

嫌いな「私」から目を背け、

「私」のことを好きになる努力をせず、

拗ねていただけなのだと今なら言える。

そんな自分こそが醜かったし、未熟だった。

だからまず、

「写真が苦手」

「写真が嫌い」

という人は、まず自分のことから目を背けないで欲しいのです。

私はいつも撮影前のカウンセリングでクライアントさんに問いかけます。

「自分の顔で嫌いだったり、苦手なところはありますか?」

その悩みを共有することで、一緒にあなた自身に向き合うのです。

あなた自身の悩みは、誰にでもあることだから。

そしてあなたらしい個性が一番の魅力だと是非知って欲しい。

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私は写真写りで悩む女性に、一人一人向き合って

「あなたは、自分で思うよりもずっと美しい」

私は、そう伝えていきたいのです。